年齢を重ねると精神機能や知的能力が変化していきます。その結果、日常生活に支障が出るケースも少なくありません。感情や人格が変化することもあり、介護士としては高齢者の心理的特徴を事前に知った上で適切に対応していく必要があります。
履歴書
求人に応募する際に必ず提出するのが履歴書や職務経歴書です。どう書けばいいか分からず悩んでいる人に向けて、書類作成のコツを紹介します。まず、履歴書はこちらの第一印象を決める重要な書類なので、丁寧に書くことを心がけましょう。学歴や職歴などは間違いなく記入し、自己PRや志望動機などは空欄を作らないようにしてください。採用担当者は多くの応募書類に目を通しているので、読みやすさを意識することが大切です。相手が読みやすい書類を作成することで、「思いやりの心がある応募者だ」という印象を与えられます。
履歴書はパソコンで作成しても構いません。しかし、手書きと同様に誤字・脱字は必ずチェックしてください。誤字・脱字があると、注意不足の印象を与え、採用担当者を不安にさせてしまいます。また、退職理由は必ず書いてください。退職理由がないと、人に知られてはいけない特殊な事情があるのではないかと疑われます。退職理由はネガティブな印象を与えやすいので、できるだけ前向きな内容を意識します。志望動機と絡めて内容をまとめてください。例えば、「介護士としてレベルアップしたい」「高齢者の心に寄り添った専門的なケアを実践したい」といった内容です。
履歴書に貼る写真はできるだけ直近のものにしましょう。3ヶ月以上前に撮影したものはNGです。また、漢数字と算用数字の表記が混ざらないように、どちらかに統一しましょう。株式会社を（株）と記載するなど、略称の使用も避けてください。
職務経歴書
採用担当者が職務経歴書で見ているのは、その職場に必要な能力があるか、求めている人物像にマッチしているかという点です。その内容がしっかり読み取れるような職務経歴書を作成しましょう。まず意識すべきなのが、読みやすさです。経歴をただ並べるのではなく、担当業務や実績などの項目を立てて読みやすい形式にしてください。一文は2行以内に収めると読みやすくなります。加えて、固有名詞や数字などを盛り込むと、実績やスキルをイメージしやすくなります。
また、「編年体式」と「キャリア式」の使い分けも重要です。編年体式は時系列で経歴を記載する方法です。転職回数が少ない人や、経験が浅い人におすすめです。キャリア式は経歴を職務分野別にまとめたものです。時間の流れに関係なく業務内容ごとに経歴を書くので、専門的なスキルをアピールしたい場合に有効です。
以上が、書類作成における基本的なポイントです。より細かく項目ごとの書き方などを知りたい人は、以下のサイトを参考にしてください。
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